「ブラック企業に勤めてる」って言うと、これが結構ネタになったりするんです。
僕にしてみたら、大マジメなんですけどね。
超絶ブラック企業に勤めてるのが、楽しいワケじゃありません。
もし出来るのなら給料が良くて、いわゆるホワイト企業に勤めたい気持ちはあります。
けれど、三流どころか大抵の人にその名前を言っても、
「え?そんな大学あったっけ?」
なんて言われてしまうレベルの学校を卒業。
どんなにあがいても、ブラック企業から抜け出すことなんて出来そうもないです。
会社はブラックだけど、セフレという戦利品がある僕
1ヶ月のうちたった1日のノルマが果たせないだけで、その月の給料が半分になったこともあります。
ある時、社長に笑いながら言われたんです。
「あ、君の健康保険って入ってないから…」
それからしばらくして、風邪を引いて病院に行こうと思った時、初めて自分に健康保険がない事に気が付きました。
「昨日入って来た新人、今日は会社に来てないね…」
こんな会話はウチの会社では当たり前。
合コンとかで言うと、その場は大盛り上がりしちゃうんです。
あまりにも可哀想って同情されて、初めて会った女の子に飲み代を奢ってもらう始末。
運が良ければそのままラブホに行って、セフレ関係になったことも。
ブラック企業に勤めてる事はイヤですけれど、こんな戦利品もあるんです。
この間、マジでこれ以上は無理!と思ってしまった出来事がありました。
上司のパワハラにガマンできなくなった僕は…
その日は、まるで宝くじに当たったのか?と思うような超ラッキーな出来事が起こりました。
飛び込みで入った会社で、ウチの会社の製品が売れてしまったんです。
この会社に入ってもう3年になります。
今までこんな事ってマジでなかったですね。
あの飛び込みで入った会社の社長さん、かなり人が良さそうでした。
でも、なんで1台300万円もする機械をいきなり入って来た若い兄ちゃんから買おうという気になったんでしょう。
その日の夕方、意気揚々と会社に戻ったんです。
普段は怒鳴ってばかりの社長も、この日ばかりは褒めてくれるだろうとちょっとだけ期待してたんですね。
でも、一瞬にしてその期待は何処かに吹き飛んでしまいました。
「え?お前があの商品、売って来たの?
嘘でしょ?」
と開口一番、社長は僕に言うんです。
「それ、お前の力じゃないでしょ?
本当は◯◯が取って来た仕事じゃない?」
そう言って、売り上げを社長がお気に入りの◯◯の成果にしてしまったんです。
超絶ブラックですよね?
ハンパないパワハラですよね?
でも、クレームを付けると「嫌なら明日から来なくて良いよ!」って言われてしまいます。
もちろん、他に行くあてなんてないですから、泣き寝入りするしかありません。
もうこんな会社イヤだ。
僕の人生、もうこれ以上は無理かもしれない。
普通ならこういう事があった時、会社の同僚が愚痴でも聞いてくれるものです。
でも、ウチの会社の同僚はみんな心がすさみきっていて、人の愚痴を聞く余裕は全然ないです。
こんな事があった時、決まって吉祥寺に借りているアパートに戻ります。
そして話を聞いてくれる、泡良くば同情のセックスをさせてくれる女の子をハッピーメールで探すのが常でした。
初めて会う女の子にこういう話をすると、大抵の子は同情してなんでも言う事聞いてくれるんです。
やっぱり女の子って、母性本能が強いじゃないですか?
目の前に心が折れてる男がいて、弱ってる所を見ると放って置けないのだと思います。
ちょっとズルイかもしれませんけど、そういう女の子の特性を利用してるんですよ。
初めて会った女の子、それまでセフレ関係になってる女の子とセックスをして心の支えにしてるんです。
セックスってストレスを解消してくれる万能の方法だと、今までの経験上からマジで思うようになりましたね。
出会い系で僕を慰めてくれる女の子の特徴は…
こういうシチュエーションで母性本能を発揮してくれる女の子は看護師や保育士など、人の世話をする仕事に就いている人に多いです。
手っ取り早くやりたいと思ったら、「日本三大ビッチ職」
いわゆるヤれる職業として知られる、下記3つを狙います。
保育士
介護士
看護師
次点:ショップ店員(ギャル)
だからハッピーメールで、慰めてくれそうな女の子を探しまくってました。
すると、吉祥寺に住んでいて看護師をしてる人に運良くその日は辿り着きました。
「オペ明けなんで、これからすぐにでも飲みに行きたい〜。」
その人はこう言います。
飲みに行きたいのは僕も一緒。
そんな事で吉祥寺の居酒屋「トリトン」で待ち合わせをする事になりました。
ちょっと早めにトリトンに行って、飲んでたんです。
すると、看護師の彼女が現れました。
年齢にして30歳前後って感じでしょうか。
見た目は飯島◯子っぽくてなんだか姉御肌って感じ。
「ねぇ、ちょっと顔色悪くない?」
開口一番、彼女からこう言われてしまったんです。
でも、それが全てのきっかけになりましたね。
会社での事を堰を切ったように彼女に話始めました。
最初は笑いながら話を聞いてくれていたんです。
でもだんだん感極まってしまい、涙を流しながら苦境を語り続けるようになりました。
僕の流した涙に感化されたんでしょうね。
彼女もしだいに涙を流しながら話を聞いてくれたんです。
つい言葉に詰まった時、彼女は何も言わず抱きしめてくれました。
胸に顔を埋めながら横目で店内を見ると、周りの男の人たちがコイツやりやがったな〜って目で見てます。
トリトンを出て吉祥寺の街を歩いてる時、こんな事を言ってきたんです。
「アタシで良かったらいいよ…」
その言葉をきっかけに、無言でラフェスタっていうラブホに行きました。
ハピメで出会った東京の看護師と即セックス。そしてセフレ関係へ
部屋に入るなり、彼女のカラダにむしゃぶりついたんです。
僕のことを全て受け入れてくれました。
まるでその夜のセックスは、とても広い海に包まれたかのような錯覚を感じてしまったのです。
全てが終わった時、なんだか明日からもまだ頑張れるかもと、正直思いました。
「ね?元気出た?」
って言うんで、まるで子供のようにコクって頷きました。
「もし、これからもつまづいたら連絡ちょうだい。」
この時の表情って、東京に出て一人でなんとか生きてる弟を見守る姉のような感じでしたね。
彼女の優しさに触れた僕。
やっぱり看護師さんは、母性本能がハンパなく高いというのは本当だなって実感したんです。
世の中で僕以外にも、ブラック企業で苦労をしてる人はたくさんいると思います。
なかなかブラック企業って、抜け出すの難しいですよね。
だって勢いで辞めてしまったら、明日からの生活費を失ってしまうんですから。
そんな時はセフレで気分を紛らわすって、結構アリだと思いますよ。
セフレはイヤな事を一瞬にして忘れさせてくれます。
あの時、慰めてくれた看護師さん、今ではすっかり僕のセフレに。
イヤな目に遭った時はもちろん、彼女に大変が事があった時にもお互いに連絡しあってセックスをしちゃってます。
ハッピーメール、僕にとっては生きていく上でなければならないものです。